日本の父親たちが育児や家事に関わる時間は、先進国の中でも最低水準ですが、そこにはいくつかの理由があることがわかっています。明治大の藤田結子准教授(社会学)による解説です。

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「男は働いて稼ぐ、女は家を守る」きっちりそういう役割分担がお互いの間でされていて、うまく機能しているのであれば問題は全くないと思います。

ですが、時代は移り変わっており、共働きで家計を支えあっている家庭が多いのではないでしょうか。2012年の国の調査によれば、日本の共働き世帯数の割合は約60%にも達しています。半数を超える家庭がそういった状況なのにも関わらず、育児に積極的に関わる父親は少ない。共働き世帯の70%以上は育児に参加していないという実態が報告されています。

僕は男性のこういった姿勢が少子化問題に多くの影響を与えていると思いますし、母子家庭の増加・貧困を生み出す要因に思えて仕方がない。もっと言えば、仕事を選ばざる得ない環境を職場が作っている可能性もあると思います。

誰しもが望んでなった訳ではありませんが、父子家庭は働きながらも一生懸命子育てをしているイクメン。これからの時代の模範的男性の姿を示していると言っても、僕は大げさではないと思っています。すぐに今までの文化が変わることはありませんが、問題提起をしていくことにより少しづつでも世の中に父子家庭の存在が理解されていけばいいと節に願います。