「世間の目」これに悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

ひとり親に対する世間の目。以前よりは認知が広がってきていますが、未だに「ひとり親」=母子家庭という認識が多いなと肌で感じています。そして父子家庭は支援が徐々に広がってきているものの、母子家庭と比べるとクローズアップがされづらい。故に、まだまだ偏見の目で見られることもあります。いくつかの視点でそれを考えてみたいと思います。

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1.苦しいのは母子家庭だけじゃない

母子家庭は父子家庭と比べ年収が約200万円ほど少なく、父子家庭の約6倍もの人が苦しんでいるのが現状です。しかも、そのうちの約8割が元夫から養育費をもらえていない。このような状況から貧困が社会問題化しており、メディアでもたくさんクローズアップされ政府も対策に動き出しています。

こうした情報は事実なのですが、報道のされ方に疑問を感じることがあります。そもそもこういった問題は男性女性で分けて考えるべきなのでしょうか?元夫から養育費をもらえていない人が8割もいることは本当に驚きですが、これは「男が悪い」のですがもっと悪なのは「日本の協議離婚制度」だと思っています。口約束なんて男女問わず簡単に保護にしてしまう人もいるでしょう。海外では離婚は協議ではなく必ず裁判を通して行われます。こうした本質的・根本的なところを改善しない限り、問題は解決されないのです。

そして、以前ブログで書かせて頂いた通り、今の時代はふたり親世帯で共働きしても貧困な社会構造なのです。当然父子家庭は仕事との両立、子供との向き合い方、収入、再婚などなど母子家庭と似た問題を数多く抱えています。ニュースや報道は対極的な問題の中の一部を切り取ることが多いので、本質を無視される傾向があります。父子家庭の偏見はその犠牲といっても過言ではないのでしょうか。

2.世間の目との向き合い方

■父親

自分自身に自信を持ってください。父子家庭になった理由は人それぞれ違いますが、男手一つで子供を育てていくことは簡単なことではありません。それをしている自分に自信を持つことで、周りの人間を認めさせることができると思います。人の目を気にして生きるのではなく、自分の気持ちに正直に、後悔しない生き方をしていくことが最も重要なのではないでしょうか。

その芯をしっかり持っていれば、例え偏見の目で見られたり言葉をかけられたりしても気にならなくなります。そして、その姿を見て子供たちも立派に成長していくでしょうし、ひとり親でも幸せを感じてもらえるのではないでしょうか。

■子供

思春期の子供は、「うちだけお母さんがいない」など他の友達と自分の立場を比較することもあるでしょう。なるべくそういった想いをしないように、子供とのコミュニケーション機会を増やし、学校行事などには積極的に参加し、寂しさを感じさせないようにすることが大切です。子供は子供の中の社会や友達付き合いの中で、「子供なりの世間の目」を感じています。そこのフォローをしてあげられるのは、親であるあなただけです。

思春期で気持ちの移り変わりの激しい繊細な時期だからこそ、子供の気持ちに気付きフォローできる環境を作ってあげてください。